エルムの森だより

北海道大学教職員組合執行委員会ブログ

「国家公務員、55歳から昇給停止」が大学にも

少し古い記事ですが日経新聞から

「国家公務員、55歳から昇給停止 改正法成立 

2013/6/17 19:21
 
 

 55歳以上の国家公務員の昇給を2014年1月から原則停止する改正給与法が17日、参院で与党などの賛成多数によって可決、成立した。民間より手厚いとされる高年齢層の給与を是正し、歳出抑制につなげる狙い。13年度分は14年1~3月の3カ月間で約6億円の経費削減を見込んでいる。

 改正によって、55歳以上の国家公務員は、勤務評価が標準以下であれば昇給しなくなる。評価が良好以上であっても、昇給額は現在の半分から3分の1程度に抑制される。」

( http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1702A_X10C13A6PP8000/ より)

同じ事を国立大学の教職員にも適用しようという動きがあります。

大学に職を得ても、55歳を越えると冷遇されると受け取られるでしょう。

心配なのは、これによって優秀な人材が国立大学に集まらなくなるのではないか。

と言う点です。

現在でも大企業と比べて待遇の低い大学です

この国は教育と研究を担う人材の育成を軽視しているように思いますね