エルムの森だより

北海道大学教職員組合執行委員会ブログ

大学の軍事研究について北海道の大学高専関係者のアピール

以下の情報をいただきました

大学における軍事研究の問題は

研究テーマの問題というよりも

軍事を拡大するような予算のあり方がもつ

社会的経済的な影響が大きいと思います

「国を変えようとしている」ことを危惧しています

 

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「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に反対する-戦争をさせない、若者を再び戦場に送らないために-北海道の大学・高専関係者有志アピールの会」(略称:北海道の大学・高専関係者有志アピールの会、2014年8月27日発足)
は9月26日午後、道政記者クラブにおいて、「軍学共同・産学複合体づくりにNOといえる大学の自治と自由を」と題する「声明」を発表し、北海道大学に提出しました。
9月27日付の北海道新聞朝日新聞毎日新聞の各朝刊(北海道紙面)、28日付のしんぶん赤旗(全国紙面)で報じました。twitterにも情報があります
20160926・北海道の大学・高専関係者有志アピールの会 声明「軍学共同・軍産学複合体づくりにNOといえる大学の自治と自由を」.pdf

北大の教員人件費大幅削減案に対して各学部から反対意見が続出

以下の情報の提供をいただきました

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文系と理系の各学部の長,研究所長,研究センター長が

それぞれ連名で反対意見を総長に提出しました.

反対意見は,

今回の提案が,根拠に関する説明も

十分でない唐突なものであり,

実施されると世界ランキング100を目指す

北大にふさわしい教育研究の質の確保が

困難になり,むしろ深刻な影響が

危惧されるとしています

北大の教員数削減案がYaHoo Newsで取り上げられました

情報提供いただきました

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北大の教員ポスト削減案がYaHoo Newで取り上げられました

本当に世界ランキングを目指す大学のやることなのか

という意見には共感します

学術体制が揺らぐようでは,日本の将来は暗いですよね

 

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/ishiwatarireiji/20160923-00062472/

執行員会声明「正当性なき教員数削減方針の撤回を求める」です

正当性なき教員数削減方針の撤回を求める

2016915北海道大学職員組合執行委員会

8 22 日に開催された臨時部局長等連絡会議で、大学は、運営費交付金の減額、年金一元化に伴う支出 増等による財政悪化を理由に、平成 29 年度から 33 年度までの 5 カ年で、教授 205 名(2016(平成 28)年 度比 14.4%減)に相当する人員削減方針(「第3期中期目標期間における人件費抑制のための教員人件費ポ イントの削減方策について(案)」)を提案しました。提案によれば、各部局には毎年の教員数を削減目標が 割り当てられています(ただし、医学部、歯学部、小部局を除く)。それは年度による差が激しく、特に初 年度となる 2017(平成 29)年度に、大きな削減が求められています。

教員数削減の目標は、退職者の不補充、任期付き教員の雇い止め等により達成することとされています。 目標達成できない部局は、新規の採用・昇任人事が行えなくなるほか、部局配分経費が数千万円の規模で カットされます。大学側は、各部局の意見を聞いた後、教育研究評議会で審議、10 月には教員数削減方針 を決定しようとしています。

この方針が予定通り実施されれば、期間中に退職者の出る講座や部門では、後任教員を採用することが できなくなります。当該分野の学問の継承が阻害され、学問体系の破壊にもつながります。安全衛生の責 任者がいなくなるなど、広く影響が出ることになります。また、教員数削減は人事の停滞をもたらします。 長らく内部昇進が行われなくなれば、士気の低下を招くことは必至です。さらに、現在任期付の職に就い ている多くの前途ある教員・研究者のキャリアと生活を破壊します。大学が研究・教育を通じて社会的責 務を果たし、発展していくことを願う私たちは、このような人員削減を到底認めることはできません。

そもそもの問題は、大学に人減らしや自分で稼ぐことばかりを強いる国の政策に起因するものです。と ころが、大学の提案は、こうした政策の誤りや、北大の経営責任について一切触れていません。また、仮に 財政状況が危機的状況にあったとしても、人員削減以外の危機打開策はないのか、その検討も不十分だと 言わなければなりません。

北大ではすでに、小泉構造改革により、第 1 期中期目標期間中、政府から総人件費 5%以上の削減が求め られたのに対して、事務系・技術系職員 10%もの人員削減(教員は 2%程度)を行い、組織の極度なスリ ム化を行ってきました。その結果、非正規雇用が拡大し、職員全体の雇用・労働条件が悪化しました。一 方、職場の多忙は解消せず、長時間労働が蔓延しています。職員の心身にわたる健康被害も深刻な状況に あります。今回、教員数が削減されても業務量は減らないため、同じことが繰り返されるのは確実です。

もちろん、大学の業務量は単に減らせばよいというものではありません。もし、教員数削減に合せて全 学教育の授業科目数を削減すれば、北大が掲げる全学教育の理念は画餅に帰すことになるでしょう。同様 に、教職課程の維持も困難になります。こうした点を顧慮することなく行おうとしている今回の案は、“教 員数削減ありき”だと言わなければなりません。それは、北大が社会に対して負っている責任を放棄する に等しいものです。

このように、今回の大学の提案は何ら正当性を持つものではありません。北海道大学職員組合は、こ の提案を撤回することを求めます。その上で、北大の発展方向と財政上の問題について全学的に議論し、 各方面に対して事態打開のための働きかけを行っていく必要があると考えます。

9月15日「正当性なき教員数削減方針の撤回を求める」 の執行委員会声明を出しました


◆教授205名分の人件費削減を提案

 執行委員会は9月15日「正当性なき教員数削減方針の撤回を求める」
の執行委員会声明を出しました。
同時にチラシ・ポスターも作成しましたので,ご活用ください。

 執行委員会声明
  http://ha4.seikyou.ne.jp/home/kumiai/htm/seimei/160915.pdf

 ポスター
  http://ha4.seikyou.ne.jp/home/kumiai/16/160914.pdf

 部局の意見集約が9月23日です。既にいくつかの情報が入っています。

 ○9月14日には文系9部局長が連名で「提案には疑問が残る」
  「総合的な中長期的収支改善計画を今年度中に策定することを
  提案する」との意見書を出しています。

 ○農学部教授会ではかなり強烈な意見が出されていると情報があります。

 執行委員会声明を広めるとともに,各部局から反対の声を出しましょう。
 

北大で教授205名分の人件費削減を提案

大変な事態が起きました

北大の教育研究はどうなるのでしょうか

大変心配です

 

詳しくは以下の記事をお読みください

北大教職員組合がお届けするメールニュース
       「ほくだい」 News 2016/9/6(No.293)より

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激震!教授205名分の人件費削減を提案

 8月22日に開催された部局長等連絡会議で、運営費交付金の減額、
 年金一元化等による財政悪化を理由に、平成29年度から33年度までの
 5カ年で、教授205名(助教ならば342名)に相当する人員
 削減案が提案されました。
 各部局とも14.4%の一律削減が目標とされています。
 (ただし、医学部、歯学部、小部局を除く)

 資料:http://ha4.seikyou.ne.jp/home/kumiai/16/160906.pdf

 目標は退職者の不補充,任期付き教員の雇い止め等により
 達成することとされています。目標達成できない部局では、
 新規の採用・昇任人事が行えなくなるほか、部局配分経費がカットされます。
 各部局の組織、研究・教育、労働条件等に大きく影響する、極めて深刻で
 重大な問題といえます。

 部局の意見集約が9月23日です。大いに意見・声をを出しましょう。

 執行部では、見解・声明を出すとともに、大運動を展開する必要があると
 考えて、現在内容を検討しています。
 

みなさんのご意見をお寄せください

mail to: kumiai@ma4.seikyou.ne.jp

北大の組合にアカハラの訴え

最近,北大の組合執行部へ,アカデミックハラスメント

相談がありました

 

こうした相談は,毎年あります

事情は,case by caseですが

組合では,北大からハラスメントをなくす立場で

取り組んでいきます

 

みなさんも,問題を感じていましたら

組合書記局まで

ご連絡ください