エルムの森だより

北海道大学教職員組合執行委員会ブログ

新潟大学未払い賃金請求・大学自治侵害損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が行なわれました

以下の情報が寄せられました

「927日、新潟大学未払い賃金請求・大学自治侵害損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が新潟地方裁判所1民事部法廷において行われ、新潟県弁護士会館にてその報告集会が開催されました。

 全大教より長山泰秀書記長、村井淳志副委員長にお出でいただき、また高エネ研、筑波大、電通大、海洋大より応援に来ていただきました。メディアも四社が取材に訪れています。傍聴には、教職員や学生など多くの方に来ていただき、傍聴席はほぼ満員となりました。

 第一回口頭弁論は、ごく形式的な書類の確認のみで、5分ほどで終えることが多いと聞きます。しかし私どもの裁判では、世取山洋介原告団長、五十嵐尤二原告共同団長、逸見龍生原告の3人に特別に意見陳述の機会が与えられることとなりました。弁護団が裁判の社会的意義を訴えて裁判官に重ねて交渉をしてくださったおかげです。各自5分ずつ、全体でおよそ15分ほど原告側の意見陳述を行い、今回の問題が日本の大学の自治の歴史への重大な汚点となること、給与未払いおよび退職金削減の法的・道義的不正、さらに文科省の要請の強制性とそれに屈する法人の姿勢の不当性など、多様な観点から意見を陳述いたしました。内容については、この後組合等のHPに掲載する予定です。」